波乱万丈伝

  • 1〜自分の心の狭さ〜


まず一つ目は、自分の心の狭さについて。

いつも、俺は、鯉の話をすることで人と、より仲良くなれるので

友達のX君と、これまでよりも仲良くなれるように、

俺の鯉の失敗話。それによって、女性が苦手になったこと。

恋愛観や、これからはこうしていきたいとか、etc、そういう系を全部話した。


いつも、俺は結構、バカみたいに明るくしてるけど、

悩みいっぱい抱えてる奴だって理解してもらえるんだよね。そういうの話すと。


で、そのX君に話したところ、X君も同じような体験があることを話してくれた。

ここまではよかったんだよね。俺が今まで鯉バナしてきて、

同じようなことある人っていうのは初めてだったし、

同じ体験してるからお互い強くなっていけるかな、とか思ったんだよね。


けど、違った。


彼女が今いるんだってさ。

俺は、その出来事を引きずって全然前に進めないのに、

X君は、もう抜け出してるんだよね。とっくに。


そして、そんなこと聞いちゃってから、

俺なんか、自分が、どんどんむなしくなって・・。


知らないうちに、っていうか、わかってて避けてしまってたんだよね。


「このこと学校で言ったの、あっくん(呼ばれてないけど)しかおらんねん」

「これから鯉の相談するなぁ」とか言われて、


学校で一番ってぐらい俺のこと、めちゃくちゃ信用して言ってくれたのに・・・。


ホントに、こんなことだめだってわかってるのに、


学校で避けて避けて、避けとおしてしまって・・。


ついに、「俺のこと避けてる?」って言われちゃいました。


本当にX君ごめんなさい。それからもなんかギクシャクしちゃって・・・。


なんで俺は人の幸せを受け入れてあげられないんだろう。


自分が全然前に進めないからって、幸せな人をひがんじゃって。


しかも避けるなんて、本当に信用してくれたX君に悪くて悪くて。


そんな人の幸せを受け入れられない自分の狭い心に、

自分自身に腹が立って。


自分が幸せなときは、人一倍たくさんの人に話したりするのに。


そんな自分勝手さとか、そんな風にしか考えれない自分は、だめだとか、

考えてるうちに、どんどん自分を責めてしまって、


全然いい方向に考えれない状況に・・。


第一部 −完−


これだけなら、まだ少ししたら立ち直れたと思います。


けど、これ以降にまだ3つ

たてつづけに起こりました。不幸が。


この後も長いので、また明日、続き更新予定。